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夫婦、子供2人、犬1匹が奄美大島へ移住。海と畑と人にもまれて走りまわる生活記録
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台風9号が去って静かな海が帰ってきた奄美。そこへ初カヤックのお客さんたちがやってきました。初めてのカヤックがこれではほんとに好きになってしまうのではないかという条件の中、美しい海岸に上陸。時間を忘れる不思議なひとときを体験していただきました。全身が自然の中へとろけてしまいそうなデイツアーでしたね。
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なかなか毎日更新できない日が続きましたが、ご家族連れ、ご新規さん、リピーターさんでにぎやかな8月後半でした。その模様の一部です。さすがに9月になるとキャンプツアーの問い合わせが増えてます。夏から秋へ。日帰りから泊まりがけへ。秋はまさにシーカヤックシーズンです。


去年は前の席だったのにあたしゃ格下げかい…
と行った感じでぼやく5才のおねえちゃん


2才の女の子もママにだっこされてプライベートビーチへ
遠くでパパがおおはしゃぎ


帰り道に鮮やか虹
こんな低い虹は珍しいですね


ライフジャケットで浮かぶ快感に
5才のおにいちゃんはご機嫌です
昨年パパと娘さんでカヤックに来てくれたお客さんが、今度は奥さんと下のお子さんもつれて出発。ご家族全員でのカヤックツアーとなりました。5才の女の子は去年は水に顔をつけることも怖がっていたのに、今年は大人も深いと思うほどの場所まで泳いで行ってシュノーケリングを楽しんでいました。子供の1年間の成長とはすごいですね。おまけに「独り乗りを漕がせて!」とせがまれてのせてあげました。まるでF1レーシングカーから顔だけ出ている大人のような感じでカヤックの座席にすっぽり。それでも進んだり曲がったり。それにつられて2才の弟君までがんばって漕いでいました。さすがに2才の弟君はまだお姉ちゃんの様には泳げません。そこで浮き輪にのって箱眼鏡で水中観察。ずいぶん熱心にのぞいているなあと思おうと…。なんとそのまま眠ってしまいました。きもちよくてうとうとしちゃったんだね。



去年まで泳げなかったお姉ちゃんもこのとおり
弟君が一生懸命に海をのぞいています。しかし…


ZZZZZ… おやすみ


すっかり一人前のつもりでポーズ


静かな笠利湾での時間。あまりにも南国らしい海岸に歓喜するみなさん。ひさしぶりに海岸でフリスビーなんていう姿もみました。夏のビーチらしいですよね。晴れ間がでると海はたとえようのない美しいブルーのコントラストをみせ、たまらずぼーっと座ってしまうようです。ついには我慢できずにダイブ! そしてまるで学生の夏休みみたく思い出の動画撮影。青春ぽさ抜群に白い砂浜を走っています。すばらしい。


いきなり無人島!? 


ダイビングキャッチ! おっとっと


ダイビングキャッチ! よっしゃー!


美しい海岸をさわやかに走る! 


はあ〜、とろけちゃう。


もうがまんでき〜ん!


ダイブしてすっきりの帰り道。



「今日も十分に熱中症対策を〜」などと朝のラジオで放送していても、デイツアーがあればお家でおねんねもしていられません。体も強くなるもので、開業2年目に脱水で倒れて以来どんなに暑くても平気になりました。島モードになっています。
 ぎらつく日差しを体いっぱいに受け、ターコイズブルーの竜郷湾を渡って行きました。日差しが強い分、青さがまぶしいくらいに反射して輝いています。これだけ暑いとくるんです。そう、急激に発達する雨雲からのスコール。いわゆるゲリラ豪雨です。調理中、食事中にもがんがん降ってました。それでも泳ぐお客さんたち。もう背中は雨の北斗百烈券! でもぜんぜん平気みたいです。どうせ濡れてるんですからね。この雨の特徴はすぐやむ事で、5分くらいでぱっと晴れました。そして帰り道。これまた急激に空が暗くなり、水色の水面が濃紺に、そしてグレーに。その瞬間、どばああああっ!! ときました、どしゃ降り。でも、でも、なんて涼しいんだ! ひとり歓喜して写真をとっていた私でした。こんなに涼しいのでもちろん熱中症とはほど遠いツアーの1日でした。ああ、夏にびしょぬれってすばらしい。


美しいターコイズブルーに心も染まる


帰り道。スタートはまさに夏の快晴


急激に後方から迫り来る豪雨の壁!


きた〜!


かなりの本気降りです
全国的な猛暑が報道されています。気温38度くらいは普通に記録されているようですね。しかし異常気象ですねえ。だって亜熱帯のこの奄美大島よりも緯度的には高い場所が次々に以上な温度。海があって、山があって、土がある場所の方が涼しいのでしょう。そんなお盆に来て下さったお客さんたち。きっと暑いは暑いけど、奄美の海で癒されていかれたのではないでしょうか。ラムネがシュワっとおいしい真夏。透き通る奄美の海は、どこまでも美しいコントラストをみせてくれました。






油断ができないうねりと三角波のまっただ中、ふいに大きな魚が目の前を飛んだ。イルカか、なにか? 必死に漕いでいたのでそれが何か、頭の中ではっきりするのに少しの時間が必要だった。 
カジキ だった。 そして30頭近いカツオの群れに囲まれ、辺りは騒然としていた。それでも前進し、ふと見上げると、息をのむような絶壁がそびえている。奄美大島大平洋沿岸の大迫力な景観だ。南国の海というイメージからはかけ離れた、絶海の孤島の迫力。崩れる波の轟音が体に響く。どこまでも濃紺な大海原は生き物の様に動いていた。カヤックはうねりで上下に大きく揺れ、後方からの追波、追風に押され、キャンプチームは北へと進んで行った。

なんてどこかの小説みたいにかっこよく書いてみましたが、昨日ようやく原始時間から帰って来ました。今回のキャンプはほんとにこんな始まりでした。2泊3日、ただただ景観の迫力に息をのみ、豊かな滝の恵みに歓喜しておりました。こんなに真水を何度も浴びるキャンプはとにかく爽やかです。









台風4号の突然の発生に島の人たちも面食らっておりました。しかし素早く去ってくれましたのでキャンプツアーに行ってきます。11日〜13日夜までメール確認、お電話でのお返事ができなくなりますのでご了承下さい。
どこでお客さんはガルフブルーカヤックスを発見するのかわからない今日この頃、突然4人のご家族がカヤックに来て下さいました。ファーストトライということで短めな体験コースです。満潮の節田海岸は絶好のゲレンデコンディションとなり、初心者の皆さんも安心して楽しむことができた様子でした。リーフ内をぐるぐる漕いでなれたら、少し遠出し、上陸。この上陸というのが実は面白みのひとつかなと感じます。船で港をでて、どこか違う場所へあがるというのはそれだけでちょっとわくわくしてくるものです。みなさんはどう思われますか? 
シュノーケルは無し、お茶もおやつもないショートコースです。しかしシーカヤックの滑る感覚、あのきれいな海が目の前にあるという新鮮さ、そして自由に水の上を進む開放感は充分体験していただく事ができたようです。次回はぜひ、度肝を抜かれる珊瑚礁でのシュノーケルを体験してください。


天気よし。波よし。夏らしい雲が大空に広がっています。


上陸して小休憩。ライフジャケットで浮かぶリラックスタイム。


6年生のお兄ちゃんは力強いパドリング。頼もしいです。


堤防でくつろぐトドの群れ。
 


「家族のために過ごしなさい」と神様のお告げを受けたかの様に、こんなにハイシーズンの日曜日にお客さんがいないことも。それではと、シーカヤックをもって南部の住用村にあるマングローブ林へ。ここは奄美大島のマングローブカヌーツアーで有名で、一年中観光客で賑わっている。が、しかし、シーカヤックでいくシークレットコースは彼らが来ないような場所まで悠々と行けるのです。まさに貸し切り独壇場の家族でのマングローブ探検。済んだ青空にアカショウビンが羽ばたき、音もなく川を下って行くカヤックの世界を満喫。南洋クロダイの群れがカヤックが近づいても逃げもせず、マングローブの根っこには無数のかにが歩いています。根っこの形や、海から生えているマングローブの森の不思議さに、ただただびっくりする子供たち。「ぼくらは探検隊!!」なんて気分は絶好調。中州に上陸し、5歳、7歳の子供たちはそれぞれシングルカヤックに挑戦。お姉ちゃんはなかなかうまい。でも弟は見事に転覆。おおいに盛り上げてくれました。ライフジャケットで川を流れ、どん深の場所に飛び込み、子供はどこでも水遊びの王様です。こんな夏休みは、自分が子供でも最高に楽しかったでしょう、なんて感慨にふけってしまいました。







関西からのお客さんをつれて笠利湾へ。そこは波の音だけが聞こえる静かな海岸。ああ、もうリラックス120%。つり好きなお二人はマイロッドご持参です。それよりもなんやねんこの暑さといって日陰で休憩。梅雨が明けた奄美は痛いほどの日差しになってきました。白い砂浜でのんびりし、初めてのシーカヤックを体験。初めての奄美大島で最高の海を体験してしまったら、もうやめられない?


これぞ夏の奄美


よっしゃ、獲物とるで!


サングラスに美しい世界が
左が私 右がお連れ様

全国各地で大雨の被害が深刻な中、15日に梅雨明した奄美大島。やっときましたこのギラギラ感。背中が暑いです。そんな中、飛び入りで来てくれた方が梅雨明け最初のお客さんでした。5頭のウミガメに遭遇し、「生きたウミガメがみられるなんて〜!」と驚きの嵐。そう、こちらの太平洋側にカヤックで浮かんだのはほんとに久しぶりな気がします。こっちはいるんですよ、ウミガメがいっぱい。何はともあれ、いよいよ夏の始まりです!


画面中央には喜界島。すぐに渡れそうなほどはっきり見えました。
ほんとになかなか明けない梅雨です。2〜3日前はそこら中で土砂崩れがおきる豪雨でした。しかしカヤックツアーがある12日はどうにか晴れてくれました。感謝。
近頃は初めてガルフブルーカヤックスに来て下さる方々が増えています。みなさんネットで見つけていらっしゃるようですが、「すばらしいホームページ」とお褒めの言葉を頂きました。自分ではまだまだと思いますし、プロから見たらなんやねんこれというお粗末なホームページです。でもこんな風に思っていただける事もあるとは驚きでした。そんなお客さんのすかっと晴れたような気持ちを映してか、久しぶりに晴天の隠れ浜。それはもうブルーとホワイトの不思議なコントラストに魅せられ、ただただため息ばかりついている一同でした。そしてまたまた不思議な虹色雲。なにかよい事の前触れでしょうか。


世界の中心で愛を叫びたい!


虹色の雲よ、どこへ


コントラスト満喫


桃源郷からテイクオフ
ようやくシーカヤックマラソンの疲れも癒えてきました。するとあら不思議。こんどはサーフスキーが漕ぎたくてたまりません。坪山さん、どれか貸してくれませんか?
奄美のハンドメイドサーフスキーが、いつも大会会場の大島海峡を悠々と進んでいきます。僕が3回も4回も漕いでようやく出るスピードを、彼らは軽く1回くらいでスイーッと進んでしまいます。その軽やかさはまさにアヤハブラ。蝶の様に優雅。まあ、4m80cmほどのシーカヤックと、6mのサーフスキーが競ったら所詮そんなものです。いつか注文して自分のサーフスキーを作りたくなりました。

奄美のサーフスキー scofits公式ページはこちら


お客さんから先日のカケロマキャンプの写真が届きました。



何年か前、悪天候に大潮が重なり、80艇近くが転覆して救助、もしくはリタイヤした時がありました。今年のシーカヤックマラソンはそれに匹敵するか上回るかという強風、高波の中でのスタート。いつもなら港の外で選手は並び、スタートするのですが強風と波のため、港内で待機。スタートも30分遅れるなど波乱の幕開け。そして満を持してスタートホイッスルが鳴り、揺れる海で待機していた選手が一斉に突進! バッチャン、ドッカン、バッチャン、ドッカンと激しい音をだして揺られ、ぶつかり合うカヤック同士。もみくちゃになってなかなかスタート地点から前へ出られない。そして1瞬の隙間を縫って前へ飛び出す強者の選手たち。スタートの混乱を抜けると今度は岸壁の返し波、風による激しい波がぶつかり合い、一瞬も気が抜けない。波に乗れば3つ、4つの波を一気にのっていく速さ。右、左のベテラン選手が次々に転覆していく中、必死にこらえてトップのサーフスキー集団についていく私。何度も本気で転覆しそうでしたがこらえ、どうにか駅伝トップで次の選手にバトンタッチ。そのままの勢いで女性メンバーも奮闘し、我らがアンカーはダントツでゴールイン! 昨年の2位から1位へアップ。2度目の優勝を飾りました!
 後で聴きましたが、スタート地点、もしくは途中の荒波、強風でリタイヤとなったカヤックは実に65艇あったそうです。スタート直後の映像をみると、まるでハワイのモロカイレースのビデオを見ているみたいでした。いやいや、どの選手もあの中をほんとによく漕いだと思います。久しぶりにアドレナリンがあふれ出す、2010年の奄美シーカヤックマラソン in カケロマでした。こんなに大しけでは大会運営本部の方々はほんとに胃が痛かった事でしょう。また、いつものボランティアの皆さん、野球部のみなさん、ほんとにありがとうございました。いまは37歳ですが、80歳になるくらいまで大会が続きますように。ずっと出ますから。


アンカー(左)、2番手(中央)、トップ(右)
3番手は搬送船で帰港中


なんと今年は499艇のカヤックが参戦


マラソンの翌日はシーカヤックツアーへ
緊張とリラックスのコントラストにうっとり


話題の雑誌「DANCHU」も取材にきた「野の花」さんで
五右衛門風呂に入り、おいしい夕飯


そして名残惜しく島を去る選手と応援団
また来年、奄美大島で会いましょう!!
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