夫婦、子供2人、犬1匹が奄美大島へ移住。海と畑と人にもまれて走りまわる生活記録
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ここ笠利町には町内4大大会というものがあります。バレーボール、秋の運動会、相撲、そして最後が駅伝。運動会の練習で熱心に走っていた姿に目をつけたのか、強者に呼ばれて飲み会へ。そこは駅伝選手の会合。そしてあれよあれよと走ったのが2年前。昨年は豪雨災害で中止。どの大会も地域の老若男女の感心は並々ならないほど高く、集落の名誉を背負って挑むくらいの意気込みです。
この私、実は一番嫌いなのが走ること。小中高と大っキライでした。それが奄美へきて駅伝選手だから人生不思議です。そして走ってみると意外と走れちゃったりします。だから来年もかな、こりゃ。なんせ人がおらんのです。
さて、走るのに必死だったので写真ゼロ。でも終わった後に息子に海への散歩にひっぱられ、そこで横たわる2mほどのイタチザメと遭遇。2mっていってもどでかいボディ、ざっくりといきそうなアゴと歯はすごいです!
この私、実は一番嫌いなのが走ること。小中高と大っキライでした。それが奄美へきて駅伝選手だから人生不思議です。そして走ってみると意外と走れちゃったりします。だから来年もかな、こりゃ。なんせ人がおらんのです。
これから移住されるみなさん、4大大会、覚悟しましょう。
さて、走るのに必死だったので写真ゼロ。でも終わった後に息子に海への散歩にひっぱられ、そこで横たわる2mほどのイタチザメと遭遇。2mっていってもどでかいボディ、ざっくりといきそうなアゴと歯はすごいです!
シーカヤックツアーは冬季休業していますが、サトウキビの刈り入れは大忙し。しかもその合間に、トラクターを運転して畑をきれいにしたり、牛の世話を手伝って草をやったり、牛の餌を畑から担ぎ込んだりなどなど肉体労働てんこ盛り。冬の島はほんとに忙しい。今日は牛の競りがあるのでトラックに牛を乗せる仕事。小屋から運ぶ途中、250kgの巨体にこっちが引っ張られておっとっとという感じです。写真はまだ小さな牛。ミルクを飲んでいます。先に飲んだ方がまだ飲んでる牛の邪魔をするので見張っているところです。まるでうちの子ども達をみはっている気分です。まったく人間の子供もいっしょです。帰ってきてブーケをみたらそりゃあ小さく見えました。
キビ刈りの合間の休日。ゆっくり目覚めて海へ犬の散歩をしに行った。海は静かで、風もやさしい。喜界島から昇る朝日が美しくあたりを照らしていた。沖のリーフはいつもどおり波が崩れている。と思ったら、その一部がどんどん右方面へと位置を変えて動く。んん?と眺めていると、小さな背びれが見える。泳ぎ方からして、10頭近いイルカの群れだろう。予期せぬ遭遇に興奮してさらに眺める。ああ、やっぱりイルカだ、いやいやイルカによく似たカツオの群れか…なんてだんだん興奮で混乱してきた。しかし、やっぱりイルカだった。いやあ、毎日歩くこと4年間。まさかここ節田でイルカがみられるなんて!と感激に浸っていた。そしてほんの少し視線を喜界島方面へ移すと、ブオーッと水面から鯨のブローが上がった。黒くて丸い背中、さらに潜るときに尻尾がみえた。間違いなくクジラだ。それもはっきり見えるほど近くだった。イルカの興奮で少しハイになっていたがもう興奮大爆発。節田のリーフのすぐ沖側からまたブロー。どうやら親子だ。胸ビレを上げて水を叩く様子も見える。急いで家に帰り、妻も子どももパジャマのまま海へ。全員で鯨をしっかりと確認しました。ここ節田で、初イルカと初クジラ同時体験でした。未だに興奮覚めません。
子どもが入っている手熟師会。12日の早朝からアサギマダラという蝶の観察会があり、行ってきました宇宿漁港(空港のそば)。この蝶は越冬のため、群れになって枝やつるにぶら下がっているのです。先生に連れられ、薄暗い森に入る10世帯くらいの親子。すると、あっというまに見つかりました。樹の枝にとまっています。先生がいて教えてくれないと、暗いうちは木の葉っぱと変わらず、見過ごしてしまいます。いましたいました。群れになっていたり、バラバラになっていたり。こんな家の近くの森にいたんですね。やがて夜が明けてあたりが明るくなるとアサギマダラも飛んだり動いたりします。見渡すとパパイヤもあり、生き生きとした新芽が生えていました。
朝っぱら5時からやけに近くで「クッカルルルルル!」を連発しているアカショウビン。もしやと思って庭をのぞくと、いました。2羽が私の頭上30cmほどの屋根のすぐ上にいます。そして目前のヤシの木にジャンプしては、鋭いくちばしで穴を掘っています。その間もう1羽は小声で「クック…、クックルルル」と、何かささやくように鳴いています。「おとうさん、そうよ、その調子。ああ、そのくちばしのひと突きがすてき!」とかいってメスが励ましているんでしょうか。オス(たぶん)はそれに応えるように「どうれもういっちょいくぜい!」とばかりにダイブを繰り返します。そうです。男性に汗水流していい仕事をしてほしい女性は、とことんおだててあげる事が大切です。ほめられるとがんばっちゃうのは、人間もアカショウビンもきっと同じですね。
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