夫婦、子供2人、犬1匹が奄美大島へ移住。海と畑と人にもまれて走りまわる生活記録
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もうすぐクリスマスだ。世間はイルミネーションで賑わっている。今年のうらしまハウスはすごいな。どこまでいってしまうのか。そのうち道向かいの山まで一面イルミネーション?
さておき、今日はベーコン作りがおわるとすっかりあたりは暗がりに。焚き火の残り火をみていたらうっとりとしていく。自然のやさしいイルミネーションは遠赤外線の癒したっぷりでした。
さておき、今日はベーコン作りがおわるとすっかりあたりは暗がりに。焚き火の残り火をみていたらうっとりとしていく。自然のやさしいイルミネーションは遠赤外線の癒したっぷりでした。
ここのところまるでゆっくりパソコンを開く時間もない。年末が近づいてきたせいか。気がつけば2週間もほったらかし。毎日更新なんて難しい日々になってきた。それもこれも夏がおわり、冬の仕事が忙しいからです。いまはもっぱら近所の土木会社のアルバイト。これが7時出勤なのです。朝5時に起床。一人で残り物を食べ、そして犬たちの散歩。あっというまに6時半。子供をばたばた起こしてさあ出発。帰りは夕方6時。もう真っ暗。夕方の犬の散歩で気がつけばバタンキュー。
でも不思議なもので、そんな仕事が嬉しかったりする。ずっと一人でシーカヤックの仕事をしていたので、チームワークとか、いろんな人の中で働くとかいうことに飢えていたのだとわかった。人は人の中でいきる生きものなのだと実感する。そして1月からはサトウキビ刈り。泥と油の土方仕事から一転、土の世界へ。
こりゃ更新はますます大変になりそうです。悪しからず。
でも不思議なもので、そんな仕事が嬉しかったりする。ずっと一人でシーカヤックの仕事をしていたので、チームワークとか、いろんな人の中で働くとかいうことに飢えていたのだとわかった。人は人の中でいきる生きものなのだと実感する。そして1月からはサトウキビ刈り。泥と油の土方仕事から一転、土の世界へ。
こりゃ更新はますます大変になりそうです。悪しからず。
近所に住んでいるIターンのご家族。赤ちゃんもいて人気者。しかし12月に、島を離れることになった。島に8年住んだと言っていたか。具合も悪くなったじいさんのコメ農家を継ぐそうだ。しきりに日本がTPPに参加するとどうなるかと言っていた。
資本主義原理だけが果たして世界を圧巻し続けるだろうか。産地を問わず、安いものだけが選ばれるのか。日本の未来は、国民の選択、意識にかかっていることは間違いない。
そんなことを考えていると、明るい月が夜空を優しく照らしていた。昨日から盆踊りが行われている集落。太鼓と歌が月夜に響いている。世界から何が入ってこようと、変わらない価値があると信じたい。効率優先で世に放たれるものよりも、魂の込もったものを大切にしようと思う。
資本主義原理だけが果たして世界を圧巻し続けるだろうか。産地を問わず、安いものだけが選ばれるのか。日本の未来は、国民の選択、意識にかかっていることは間違いない。
そんなことを考えていると、明るい月が夜空を優しく照らしていた。昨日から盆踊りが行われている集落。太鼓と歌が月夜に響いている。世界から何が入ってこようと、変わらない価値があると信じたい。効率優先で世に放たれるものよりも、魂の込もったものを大切にしようと思う。
本日10月30日をもって、龍郷町の海辺のパン屋さん、
「まんまる」が閉店となりました。
諸事情から内地へと戻られるそうです。
遠目にはただの家。広告を大きく出すでもなく、看板は県道にあるパンのマークのブロックだけ。開店前は、会う人会う人に「パン屋なんてもうからないからやめなよ」と口をそろえて言われたそうです。しかし、お店のご夫婦がパンにこめた真心は、そんな逆風を退け、確実に多くのお客さんに届いていました。決して商売をするのには恵まれた場所ではなかったでしょう。もっと売れたければ広告もだすべきでしょう。しかし、ご夫婦は「真心をもってつくったパンを」との思いを貫くため、あくまでも自分たちでお相手できる範囲で営業すると、会う度に聞かせてくれたものです。その姿勢、どこかガルフブルーカヤックスの「利益より少ない人数でゆっくり楽しんで頂く」という基本哲学と通じていました。お店はいつも明るく暖かい雰囲気。こぢんまりとした空間にはまさにまんまるくて柔らかい空気が流れ、ショーケースのパンを一層美味しく見せてくれました。買い物を忘れて話し込んでしまうこともしばしば。ときにはシーカヤックで海から行って買って食べたりしました。小さい時、母に手をひかれていった小さなパン屋さんを思い出させてくれる、暖かなお店でした。
自分たちが移住前、彼らご夫婦が載っていた雑誌をみて、いいなあと思って旅の時に訪ねたりもしました。移住や自営業の先輩でもあります。それだけに、いなくなってしまうことがとても寂しく、残念です。でも、それは明日の我が身かもしれません。島で生まれ、ここに実家があるひと。遠くで生まれ、遠くに実家があるひと。その両者の決定的な運命の違いはやはり強いのでしょう。
でも、きっとまんまるのご夫婦は、内地でも真心のこもった素敵なパンを焼き続けてくれるでしょう。そして今度は内地の町の人達を、幸せな気持ちにしてくれるはずです。そんな彼らの今後の活躍を、ただただ祈ります。ありがとう、まんまるさん。これからも同じ空の下、一緒に楽しく生きましょう!
「まんまる」が閉店となりました。
諸事情から内地へと戻られるそうです。
遠目にはただの家。広告を大きく出すでもなく、看板は県道にあるパンのマークのブロックだけ。開店前は、会う人会う人に「パン屋なんてもうからないからやめなよ」と口をそろえて言われたそうです。しかし、お店のご夫婦がパンにこめた真心は、そんな逆風を退け、確実に多くのお客さんに届いていました。決して商売をするのには恵まれた場所ではなかったでしょう。もっと売れたければ広告もだすべきでしょう。しかし、ご夫婦は「真心をもってつくったパンを」との思いを貫くため、あくまでも自分たちでお相手できる範囲で営業すると、会う度に聞かせてくれたものです。その姿勢、どこかガルフブルーカヤックスの「利益より少ない人数でゆっくり楽しんで頂く」という基本哲学と通じていました。お店はいつも明るく暖かい雰囲気。こぢんまりとした空間にはまさにまんまるくて柔らかい空気が流れ、ショーケースのパンを一層美味しく見せてくれました。買い物を忘れて話し込んでしまうこともしばしば。ときにはシーカヤックで海から行って買って食べたりしました。小さい時、母に手をひかれていった小さなパン屋さんを思い出させてくれる、暖かなお店でした。
自分たちが移住前、彼らご夫婦が載っていた雑誌をみて、いいなあと思って旅の時に訪ねたりもしました。移住や自営業の先輩でもあります。それだけに、いなくなってしまうことがとても寂しく、残念です。でも、それは明日の我が身かもしれません。島で生まれ、ここに実家があるひと。遠くで生まれ、遠くに実家があるひと。その両者の決定的な運命の違いはやはり強いのでしょう。
でも、きっとまんまるのご夫婦は、内地でも真心のこもった素敵なパンを焼き続けてくれるでしょう。そして今度は内地の町の人達を、幸せな気持ちにしてくれるはずです。そんな彼らの今後の活躍を、ただただ祈ります。ありがとう、まんまるさん。これからも同じ空の下、一緒に楽しく生きましょう!