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夫婦、子供2人、犬1匹が奄美大島へ移住。海と畑と人にもまれて走りまわる生活記録
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だしをたっぷりとった生地、そして海からとってきたタコ。最高の味でした。とにかく大騒ぎの子供たち。一人10個はぺろりと食べました。どこかで買って食べたら4パックは必要な我が家です。
2〜3日雨続き。海にも出れずにキャンプの準備を黙々としています。今日はようやく晴れましたが風つよし。ペンキ塗りの仕事にいってきます。


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来てますよ、今年も。つがいかな?
でも鳴き方が去年とは違うから、また別の個体ですね。
「む、何やつ!」という見つめ方が大好きです。


ガルフブルーカヤックスでは、引率するゲストの人数を最大で4名にしてあります。海の条件が厳しかったりすれば1名で閉め切ってしまうこともあり、最大人数をお受けすることは実は稀。しかし、たまにあるんです。海がまあまあ静かで、風もどうにかなりそうで、そんなときに受けるフル出動のリクエストはお受けしています。過去には4名のガイドがついて最大20数人という引率も行ったことがありますが、もう何が何だかわかりません。まともに話ができた人は2、3人でしょう。
さて、そんなこんなで4名のゲストといってきました笠利湾。少々横風に煽られるも、晴れた日はやはり気持ちがいい。キラキラ光る水面、青空、そして南国のビーチでの休息。カヤック最高と、またまた叫びたくなる、梅雨まっただ中の晴れた1日でした。

別件ですが、6月17日から20日までのカケロマキャンプ。現在参加決定は2名です。ご希望の方はお早めにどうぞ。







1歳のチョコラブをつれての1dayシーカヤック。旅行も、海も、ましてカヤックも初めての体験だそうです。おっかなびっくり飼い主さんとカヤックに乗り込み、慌てるかと思いきや意外とおとなしく乗ってくれました。そして誰もいない海岸に上陸するや、大はしゃぎ。水辺には最初はおそるおそる近づくのですが、僕が木の棒を海へ投げるといきなりダイブ!! さすがラブラドール。でもその後はおっかなびっくりしてなかなか入りません。シュノーケルでリードする飼い主さん。ついていきたいんだけど怖いのでわんわん鳴きます。とうとういられなくなるとたまらずダイブ。そして飼い主さんのところへ必死についていきます。気がつけばどんどん泳げるようになりました。とにかく体力を使い果たすほど泳いだようで、帰り道のカヤックの上ではいびきをたててグッスリ眠ってしまいました。全力で遊んでぐっすり眠る。幸せですね。これに懲りずにお水大好きになっていってほしいです。また一緒にあそぼうね。それまで僕を覚えていてくれるかな? 










息子がまだ妻のおなかにいたときのこと。妊娠8ヶ月というとき。私たちは静岡の伊豆で暮らしていました。とても気持ちのいい春の日。桜をみに黄金崎というところへ、夫婦と当時2歳の娘、そしてブーケ(黒ラブ)をつれていきました。桜は美しく、イベントは人でにぎわい、楽しいひとときでした。そして突如、信じられない事が起きたのです。ブーケをつれて大きな玉石の海岸をおりていく私。それを追いかけたいと、母にうったえる娘。妻はそんな娘を抱き、大きな玉石をまたいで歩き出しました。「痛い!!」と叫ぶ声に振り向くと、岩にすわって泣く娘、そして横たわって苦しそうにしている妻がいました。「痛い!!痛い!!」と妻は普通ではない叫び。そして激しい汗。みると足の骨が今にも皮膚から突き出しそうに折れていました。石の隙間で足をねじって倒れたのです。おなかをかばって変な転び方をしたようでした。動揺している私をみて、通りがかった方が呼んでくれた救急車がきました。救急隊に運ばれていく妻。痛みと申し訳なさがこみ上げたのか、泣いていました。病院に追いかけるため、娘を背負い、ブーケを引っ張り、車に乗り込む私。そして慌てたのです。駐車場で、横から出てきた車にまともに衝突!! 事後処理でその場を動けなくなり、その間に妻をのせた救急車はいなくなりました。気が気でなく、動転の渦にのまれていました。どうにか病院に夕方つき、とりあえずは入院。遠方の病院に翌日転送され、産婦人科の医師と外科の医師がどうしたら胎児を無事に守りながら骨折した足を手術するかと、困難な打ち合わせが続きました。それから2ヶ月、2歳の娘と2人の生活が始まりました。最初の晩は泣きまくる娘。あまりのまずそうな父の料理にまたまた泣く娘。いや、あれはほんとにまずそうでした。ごめん。もうかんべんしてくれ!!と叫びたくなりました。しかし、実家の母や、姉の協力などでこの育児生活は乗り越えることができました。そして足の骨折がひとまず安定し、まだ子供も生まれないだろうと退院した妻。しかし!! その日は大潮。帰りの坂道の運転と、なんか海をみていたら産気づいてしまったのでしょう。家について出産後の荷造りをしていたら、「陣痛きちゃった!」と一言。そのままもといた病院にとんぼ帰り。看護士さんたちに「あらお帰りなさい」と迎えられました。妻を分娩室に残し、娘と夕飯を食べて戻ってきたら、「男の子です!」と看護士さん。「ええ!!もう生まれたの?!!」。その間約1時間。そう、2人目は出るのが早いんですね。そんなこんなでどたばた出産だった息子。その息子が25日で5歳になりました。あれからもう5年たちました。なんか昨日のような、すごく昔のような不思議な気持ちです。よくこんなに元気に生きてきてくれました。


ふと夕べ外に出ると、バナナの葉っぱの向こうに美しい夜月の明かり。バナナの葉っぱが月明かりでぼんやり浮かび上がるのがわかりますか? そして朝、ついにアカショウビンが我が家の庭に上陸。いや、前から何度か鳴き声が近いのは気づいてましたが、間近に突然やってきました。そしてまた「何もんだ、お前!」という様子で私をじっと見ています。また巣作りを庭のヤシの木でするでしょうか。今後に期待です。





前日まで大雨だったのに、カヤックツアー当日がからっと晴れた。まだまだ梅雨はあけていない。きけばそのお客さんは「私、晴れ女です!」と自信満々。そういうのってすごいパワーになるのかもしれない。かくいう自分も晴れ男かもしれないなんて、ついでに思ってしまった。きれいな海岸にはもうすっかり夏の気配。あきらめていたシュノーケルもし、ビーチグラスを集め、木陰でコーヒーを一服。うれしそうに遊んでいるお客さんの姿をみているのは、ほんとにガイド冥利に尽きますね。








毎年お盆時期におこなってきました3泊4日のロングディスタンスキャンプツアー。今年の第一弾は急遽、
6月17日(木)〜20日(
に決定いたしました。奄美大島南部のカケロマ島、3泊4日で1周できるか。参加者1名は決定。突然ではありますが、いまからでもご参加をお待ちしております。なお、詳細はHPにてアップいたします。とりいそぎ日程のお知らせでした。




「雨なんて関係ない! 風だって少々へっちゃらだ!」と叫ばんばかりの気合いを入れ、風雨の中でカヤックマラソントレーニング。思えば自分が初めて奄美に来たのは、14年ほど前の奄美シーカヤックマラソン加計呂麻大会。あの日、あの時の会場の熱気、青空、そして青い海を、いまでも目を閉じれば思い出します。こんなに美しい海がこの世にあるのかと感動し、いつも、何度でもここに身を置きたいと夢を描いたものでした。あれから14年。いま、目を閉じて浮かぶのは、青い海ではなく、怒る妻の赤い顔だけです、なんてキミマロさんみたいな回想をしてしまいました。さて、冗談はこのくらいにして話を戻します。シーカヤックマラソンにでるからといってやってくる人たちには、ちょっと私も厳しくなります。ツアーではあまり細かいことはいわないですが、レッスンとなると別。もちろん一回は必ず転覆してもらいます。少々風に吹かれて苦しんでいても助けなかったり、あえて怖い横波を受けるコースを通ったり。ラストは思いっきりダッシュでこいでもらったり。でもこれが大事。シーカヤックマラソンは確かに安全対策がされ、そこで遭難とか、大事故にはなりにくいです。が、風はふくし、波は立つし、そんなのは自分でクリアーしていって完走しなくちゃなりません。だから多少厳しい状況も漕ぐことで、体を慣らしていくのです。もっとも、大島海峡内で吹く風、立つ波なんて風や波のうちに入らない、とベテランはいうでしょう。しかし、今年初めて出るとか、カヤックを2〜3回漕いだことがあるだけという人には、容赦なく感じられることもあるのです。さあ、どんと漕いでおきたい方、雨でも風でも海で遊びたい方、待ってますよ!


これもトレーニング?
ご安心ください。これはこのゲストがすごいパワーの持ち主だっただけのこと。でもこんな風にカヤックをもってすたすた歩ける人に久しぶりに出会いました。


雨に煙る奄美クレーター




梅雨なのにこんなすばらしい晴れ間にカヤックツアーができる人もいます。まだ水は暖かくはないものの、節田海岸の珊瑚礁を堪能し、岩場からリーフを一望した半日でした。泳がなかった私ですが、リーフの上にたって海を眺めるだけで海中は丸見え。泳いでいたお二人はさぞ珊瑚礁を満喫されたことでしょう。10分くらいであがってくるかと思えば30分も泳いでいましたね。上陸後は暖かいコーヒーと島のおやつでひと休み。おまけに帰りに出くわしたウミガメのでかいこと。暑いくらいの日差しと青々と澄んだ海。たまらずぼーっとに立ち尽くすご夫婦のお二人でした。


今日はこんな場所に上陸


楽しそうでしょう?


岩に上ってリーフを一望


まったりと立ち尽くしているのか、
それともお嫁さんにうっとり?


ほんとにいい天気できもちよかったですね。



田舎に移り住んだ一番の理由。シーカヤックガイドになるため。ずっとそう思っていた。でもそれが一番じゃなかったことを、夕焼けを背にして遊ぶ子供たちの姿が、僕に思い出させた。都会で暮らしていた時代、評価される価値観といえば、学生時代はテストの成績。学校でお利口かどうか。塾へ通っているかどうか。いい学校へいっているか。そして社会では有名な企業で働いているかなどだった。そうした、人間の本質や内面をまったく見逃しているという違和感を与えた評価基準が、大嫌いだった。上辺だけが大切な、見栄と虚飾を、憎んでさえいた。そんな価値観で押さえつけられたら、爆発しそうで苦しかった。だから、自分の子供は、おおらかに子供時代を送ってほしいと願った。勉強が一番じゃなくてもいい。学校で少しばかり問題児でもいい。親にとっての都合の「いいこ」じゃなくていい。とにかく楽しい気持ちいっぱいで、おもいっきり羽を伸ばして、自由に空を飛ぶように育ってほしかったのだ。自分がシーカヤックやキャンプ、海遊びの達人を目指したのも、そんな頼もしい親になって子供たちを広大で自由な海へ解き放ちたかったからだ。そして、その想いは現実になった。かれらの自由な姿をみていて思う。子供たちをと願ってはじまった海の旅は、計らずも多くの大人たちとすばらしい旅を共にすることとなり、いつのまにか苦しかった子供時代の自分の心さえ、自由にしていた。

島に在住の方が、シーカヤックマラソンに出たいのでということで「マラソントレーニング」コースにきてくれました。強風の予報で、もしやだめかと思われましたが、風裏に浮かべばそこは静かな湖。どんより曇る空ながら透き通る海。これなら落としたオークリーが見つかるか? なんて少し期待しながら漕ぐ。しかし見えるのは黒ナマコばかり。そんなに甘くないですね。ショートツアーや1dayツアーでは決して教えないような内容のことをたくさん話し、シーカヤックマラソンの現実と今後のカヤックライフを考えた内容の入門コースでした。いつかご家族みんなでカヤックツーリングなんてできたら楽しいですね。


梅雨入り直後、いきなりすかっと晴れた8日(土曜日)。こんな日に限ってカヤックのお客さんがいない。せっせと掃除、洗濯もの干し、布団干し、靴洗いなど家事と子供の宿題の世話に精をだす。午後は子供の水泳教室に同行し、娘がそれはそれはお楽しみの子犬に会いに行く時間がやってきました。知人のお家で白ラブが4匹子犬を生み、まだ3週間? いまだ貰い手が付かないのです。大の生き物好きの我が娘はとろけるように子犬に夢中。とうとう2時間近くも戯れておりました。ゆめみる少女の瞳で「パパ、この子欲しい!」とせがむ娘。ええーっ!?、ブーケいるじゃんと、と思いつつも、確かにかわいい。ゆれる父の心でした。


アジサイのような花、ランタナが元気




ソテツの新芽も元気いっぱい




子犬に夢みる娘




そして、眠る子犬とともに平和な時間が流れて行きました。


ブログで、「雨のカヤックもいいですよ」と書いたとたんに電話がなった。某ホテルさんからで、「今日カヤックできますか」とのこと。おお、いきなりかとばかりに出動。梅雨入りとともに奄美にやってきたお客さんでしたが、どうにか雨もあがりました。そして、幻想的なもやのかかる景色の中、それでも青く透き通る海を漕ぎ、珊瑚を満喫し、とうとう最後にはウミガメにも会いました。まるで異国に来たかのような雨の奄美大島。1時間という短い時間でしたが、お客さんにとって海に浮かんでポカンとする時間は、「嫌な事を全部忘れる」素晴らしい体験だったそうです。日常に戻っても、そんな時間がここに流れている事を思い出して下さいね。


昨日5月6日、いよいよ奄美地方も梅雨入り宣言が出されました。週間天気予報をみれば雨マークたっぷりです。でも梅雨も、GWは待ってくれましたね。今日、7日はどしゃ降りです。犬のブーケも外に出られずにソファーで眠り込んでいます。さわやかな晴れ間にめぐまれたGWでしたが、慌てて海岸を走った時にオークリーのサングラスを無くしてしまいました。海中に沈んだのか、海岸で落として誰かに拾われたのか…。その場所を3回もいったりきたりしても見つからず。これで海に何本サングラスを寄付した事か。しばらくへこんでいましたが、新しい出会いの前触れなどと前向きに考えて元気を出して行きます。そうそう、これから雨が多くなりますが、シーカヤックマラソントレーニングや、カヤックレッスンは結構おもしろくなりますよ! 雨上がりの、もやの浮かぶ海を静かに進むカヤックなんかも神秘的で素晴らしいです。雨なんか関係ない、と言う元気な方、どんどんお越し下さい。私もそういうお客さんだとなおさら燃えてきます! 








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