夫婦、子供2人、犬1匹が奄美大島へ移住。海と畑と人にもまれて走りまわる生活記録
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3月11日、午後2時46分。この瞬間に突然飲み込まれてしまった多くの命、家屋、財産、そして生活。その数分前にはなんでもない日常を送っていた方々だった。何が突然に起きたのか、奄美大島でニュースを見ていたら分からなくなった。ましてその場にいて命からがら逃げ延びた方達は、本当に現実と思うには時間がかかったに違いない。いや、いまも悪い夢を見ているような感じかもしれない。ご老人から、赤ん坊にいたるまで忽然と消えてしまった。死者、行方不明者をあわせると1万7千人とも報道されている。文字では300体程度の遺体、と簡単に書けるが、それを現実に目の当たりにしたとき、正気でいられる自信はない。一面の瓦礫と遺体のなかで救助作業をしている方々の心労、疲労はいかほどか。そしてなにより、大切な家族、友人、生活を根こそぎ失った方達の悲しみ、苦しみ、凍える寒さは察するに有り余る。いまはただ、早期の復興を願うのみ。離れ離れになった方々に奇跡的な再開がわずかでもあること。そして最後に、亡くなられた方々のご冥福を、心よりお祈りいたします。
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