夫婦、子供2人、犬1匹が奄美大島へ移住。海と畑と人にもまれて走りまわる生活記録
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晴天、凪、ほどよい波、風に恵まれ、奄美大島のGWは幕をおろしていきました。あっというまにやって来た5月。そしてあっというまに終わった1週間。振り返れば、よくまあ、何度も船を車に積んでおろして積んでおろしてしたものです。リピーターさんから初めての方までお相手させて頂いた2010年のGW。みなさんカヤックをほんとに楽しんで頂けた事がなにより嬉しい事でした。この船を一緒に楽しめる人が増える。それだけで私にはたまらない喜びなのです。後半のお天気は崩れ、いよいよ梅雨入りが近くなってきそうですが、気がつけば夏になってしまうでしょう。夏から秋、そして12月の終わりぎりぎりまで、みなさんと海にご一緒できる事を願っています。遠くから島にお越しいただいた方、島の中から来て頂いた方、おつきあいいただき、ありがとうございました。みなさんのカヤックライフが続き、そしてより魅力的になっていきますように。
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昨日に続き1dayツアー。文句の言いようの無いあっぱれな天気。サーフポイントである手広海岸からの出艇。しかし波はわずかでサーファーもわずか。そんな日はカヤックが最高という事。プールか?と思う程、ほんとうに水色な海面を滑るカヤック。ただただ気持ちがいい。暑いくらいの日差しが出た今日は、水着だけで泳ぎました。天国を絵に描いたような鮮やかな海の光景に立つご家族。たまらずシャッターを切ります。帰り道にはとても大きなウミガメのつがいがカヤックの至近距離を泳いでゆき、娘さんはお喜び。去年見られなかったリベンジを果たしました。ガイドとしましても、こんなに素晴らしい条件でのカヤックツアーはそうそう多くはありません。なにかのよい巡り合わせにただ心から感謝します。明日からの元気を、この2日間でたっぷり充電したような、そんなさわやかなツアーでありました。
それは27日のこと。隣の家がどうも昼間から騒がしい。もしやと思えばその家の入り口に弔いの装い。「そんな〜!」と心が叫ぶ。ついぞこの前入院された節田集落の長老さんが、急遽お亡くなりになった。93才であった。僕たちが引っ越して来た時、本当に嬉しそうに歓迎してくれた元気な姿が蘇る。ちいさな子供づれだったのと旧暦正月だったことで、初対面の僕らにいきなりお年玉をくれたのだ。夏にはいつも商店の近くで夕涼みをし、人が通ると満面の笑みで手をふってくれた。忘年会ではさっそうと立ち上がって「ラバウル小唄」を唄った。カラオケのリズムとすっかりずれていながら元気よく唄い、みんなを元気づけてくれた。集落の常会では、すでに自己紹介も終わってみんなが知っている僕ら家族を、わざわざ重い腰をあげて紹介してくれたりもした。自分の身内でもなく、そんなに深く関わって来た人ではないのだけど、いまこんな言葉が胸を熱くして思い出される。
「長谷川さん、いつも集落に深く関わってくれてありがと〜。」
ほんとうに嬉しそうにそう語ってくれた、元気な頃の長老が忘れられない。長老、お世話になりました。どうか天国で安らかに。そしてまたいつかお会いしたら、いっしょに唄いましょう。
「長谷川さん、いつも集落に深く関わってくれてありがと〜。」
ほんとうに嬉しそうにそう語ってくれた、元気な頃の長老が忘れられない。長老、お世話になりました。どうか天国で安らかに。そしてまたいつかお会いしたら、いっしょに唄いましょう。
シーカヤックをしに来るお客さん達は実にいろいろです。初めて漕ぐ人、かなり漕いでいる人。30分も漕げばくたくたになる人、50kmくらい、8時間くらい漕がないと物足りない人などなど。そしてたまに、水中メガネをつけて潜った事が無いという人もきます。そんなひとも一緒にきたパートナーに手をひかれ、ライフジャケットをつけて浮かびながら泳ぐと、あら不思議。帰る頃にはシュノーケリングの虜になってしまう事が少なくありません。浮かぶ安心感、あまりにきれいな海、色とりどりの魚やさんご。すでにシュノーケルを楽しんでいる人たちからすると、奄美にきて海に入らないのは伊勢エビ刺身定食を頼みながら、ごはんとみそ汁しか食べないのと同じくらいもったいないことでしょう。さあ、今年もだんだん夏の足音が近づいてきました。海で遊ぶ準備はできていますか?
還暦を迎えたご両親と奄美大島旅行にこられたご家族。光栄にもそんな素晴らしいお祝いのご旅行を、ガルフブルーカヤックスのカヤックツアーで楽しんで頂きました。前日までは雨。嫌になるような天気でしたが当日は見事に晴れ。息子さんたちの親孝行が天に通じたのか、暑いくらいの陽気。お父さんがルアーを投げると1投目から大物がヒット。その場でさばいて刺身で味わいました。焚き火でパスタをつくり、青空ランチ。紅茶と黒砂糖のお菓子でおやつをし、天気に恵まれたカヤックツアーは無事終えたのでした。青い海に浮かび、大物を釣り上げ、みんなでピクニックのようなランチをとり、ご家族にとって初めての奄美は驚きの連続だった様です。ご家族の良き思い出作り。そんな機会をごいっしょさせて頂いて、本当にありがとうございました。
お詫び
いつもブログをご覧頂いております全国の皆様、誠にありがとうございます。さて、先日から気まぐれでとりつけた拍手ボタンを消す事にいたしました。といいますのも、コメントを頂いていたにもかかわらず、2ヶ月近くまったくそれに気がつかずにいたことがさっき判明したからであります。拍手ボタンからコメントやご質問を送られても返信できない機能となっており、それは寂しいのでやめました。それと通常のコメントも今後は見られる様に設定を変更いたしました。移住に関するご質問にも全く気がつかずにおり、誠に申しわけありませんでした。今後は迅速に返信させて頂きますので、またどうぞ遊びにいらして下さい。
畑の木を切ってくたくたになり、寝そべって大空を見上げる。あとで気がつきましたがこのすぐ上にある木はうるしの一種で、とおりがかった島の人たちは私がかぶれなかったかと心配していたそうです。
いつもブログをご覧頂いております全国の皆様、誠にありがとうございます。さて、先日から気まぐれでとりつけた拍手ボタンを消す事にいたしました。といいますのも、コメントを頂いていたにもかかわらず、2ヶ月近くまったくそれに気がつかずにいたことがさっき判明したからであります。拍手ボタンからコメントやご質問を送られても返信できない機能となっており、それは寂しいのでやめました。それと通常のコメントも今後は見られる様に設定を変更いたしました。移住に関するご質問にも全く気がつかずにおり、誠に申しわけありませんでした。今後は迅速に返信させて頂きますので、またどうぞ遊びにいらして下さい。
畑の木を切ってくたくたになり、寝そべって大空を見上げる。あとで気がつきましたがこのすぐ上にある木はうるしの一種で、とおりがかった島の人たちは私がかぶれなかったかと心配していたそうです。
webサイトをいじっていたら、ご近所の牛農家の方からお電話。「牛の草集め手伝えますか?」「はい」と、引き受けた。この草集め、どうやると思いますか? 牛農家の方たちは、牛の餌となる牧草の畑を持っています。それを、ある時期、天気をみて一気に刈り取るのです。まずは草を刈るマシンで一網打尽。続いてはそれを集めるマシンで整理整頓。最後に草を丸めてひもで縛るマシンでぎゅうぎゅうに凝縮。僕が呼ばれたのはその丸めた奴を運ぶ段階でした。最初は2tトラックをもっていってそれを運転するだけかと思ったら、「それでのせて!」と農家の方。でっかいハンドのついたトラクターみたいな奴を運転しろとおっしゃる! まったく初めての事にぽかんとする。それでもおっかなびっくりエンジンをかけ、レバーを動かしてみる。すると、ロボットアームみたいなやつが上に下に、右に左に動く! ゆっくりと慎重に草をつかみ、トラックへ乗せる。そして牛舎であっちからこっちへ移動。いやいや、どうにか壁に穴をあけるとか電柱を倒すとかもなく、無事に仕事を終えてきました。あのでっかいハンドで草をつかむ時、キングコングが人間をつかむシーンを思い出してしまいます。
シーカヤックマラソンにでるぞ! と意気込む方を応援するトレーニング。ちょっと東風と波が立つ海を、オフシーズンの鬱憤を晴らすかのようにがしがし漕いできました。暑い日差しに透き通る海。そんな水面を自由に滑っていると、たまらず「いやっほー!」とか言いたくなってきます。なんで「やっほー」なのかは意味不明。べつに「どすこい!」でも「はげー!」でもいいはずですが、なぜかやっほーですね。ほかにいいかけ声を持っている方は教えて下さい。さてさて、そろそろキャンプツアーのリクエストも上がってきました。いよいよシーズンに入ったという感じでまたしてもやっほーと言いたいところです。
もうこんな格好でカヤックができる日もでてきました。
近所の用安海岸沖合3kmほどの場所で、海上保安庁の巡視船がザトウクジラに大接近した記事が新聞に載った。豪快にシッポを振り上げている写真だ。カヤックシーズン前に家族で海に出られる最後の日曜かもしれない。ということで、ダブルカヤックに家族一同乗り込み、いざ沖合へ。リーフを越え、うねる沖合にでてクジラを探す。延々2時間は漕いだだろうか。とうとう見つけられず。でもでかいトビウオがものすごい距離を飛ぶのを目の前でみた子供たちは大興奮。やがてうねりが気持ちよかったのか、2年生の娘は座席でぐっすりお昼ね。4才の息子は元気だったものの、前後からかかるパドルの水しぶきに文句ぶーぶー。しまいには「顔を海につっこみたい!」とか言って乗り出す始末。船をかたむけるなって! 気がつくとお姉ちゃんも目が覚め、もとの海岸へ。最後はプチサーフィンをしながらリーフ内に帰還。クジラはいませんでしたが迫力ある外洋ツーリングでした。もうザトウクジラも、北海をめざして移動しているでしょう。
傾いて来た太陽が海を照らす。