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夫婦、子供2人、犬1匹が奄美大島へ移住。海と畑と人にもまれて走りまわる生活記録
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ようやくシーカヤックマラソンの疲れも癒えてきました。するとあら不思議。こんどはサーフスキーが漕ぎたくてたまりません。坪山さん、どれか貸してくれませんか?
奄美のハンドメイドサーフスキーが、いつも大会会場の大島海峡を悠々と進んでいきます。僕が3回も4回も漕いでようやく出るスピードを、彼らは軽く1回くらいでスイーッと進んでしまいます。その軽やかさはまさにアヤハブラ。蝶の様に優雅。まあ、4m80cmほどのシーカヤックと、6mのサーフスキーが競ったら所詮そんなものです。いつか注文して自分のサーフスキーを作りたくなりました。

奄美のサーフスキー scofits公式ページはこちら


お客さんから先日のカケロマキャンプの写真が届きました。



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何年か前、悪天候に大潮が重なり、80艇近くが転覆して救助、もしくはリタイヤした時がありました。今年のシーカヤックマラソンはそれに匹敵するか上回るかという強風、高波の中でのスタート。いつもなら港の外で選手は並び、スタートするのですが強風と波のため、港内で待機。スタートも30分遅れるなど波乱の幕開け。そして満を持してスタートホイッスルが鳴り、揺れる海で待機していた選手が一斉に突進! バッチャン、ドッカン、バッチャン、ドッカンと激しい音をだして揺られ、ぶつかり合うカヤック同士。もみくちゃになってなかなかスタート地点から前へ出られない。そして1瞬の隙間を縫って前へ飛び出す強者の選手たち。スタートの混乱を抜けると今度は岸壁の返し波、風による激しい波がぶつかり合い、一瞬も気が抜けない。波に乗れば3つ、4つの波を一気にのっていく速さ。右、左のベテラン選手が次々に転覆していく中、必死にこらえてトップのサーフスキー集団についていく私。何度も本気で転覆しそうでしたがこらえ、どうにか駅伝トップで次の選手にバトンタッチ。そのままの勢いで女性メンバーも奮闘し、我らがアンカーはダントツでゴールイン! 昨年の2位から1位へアップ。2度目の優勝を飾りました!
 後で聴きましたが、スタート地点、もしくは途中の荒波、強風でリタイヤとなったカヤックは実に65艇あったそうです。スタート直後の映像をみると、まるでハワイのモロカイレースのビデオを見ているみたいでした。いやいや、どの選手もあの中をほんとによく漕いだと思います。久しぶりにアドレナリンがあふれ出す、2010年の奄美シーカヤックマラソン in カケロマでした。こんなに大しけでは大会運営本部の方々はほんとに胃が痛かった事でしょう。また、いつものボランティアの皆さん、野球部のみなさん、ほんとにありがとうございました。いまは37歳ですが、80歳になるくらいまで大会が続きますように。ずっと出ますから。


アンカー(左)、2番手(中央)、トップ(右)
3番手は搬送船で帰港中


なんと今年は499艇のカヤックが参戦


マラソンの翌日はシーカヤックツアーへ
緊張とリラックスのコントラストにうっとり


話題の雑誌「DANCHU」も取材にきた「野の花」さんで
五右衛門風呂に入り、おいしい夕飯


そして名残惜しく島を去る選手と応援団
また来年、奄美大島で会いましょう!!
全国から400人近くが集い、大島海峡で熱戦を繰り広げる奄美シーカヤックマラソン。今年は元ちとせも選手? 名簿に出ていたのは同性同名の別人か、本物か。それとまたまたぐっさんが来てくれるみたいで大いに盛り上がりそうです。また会場変更か? わたしもまた駅伝にて出場しますので、3日、4日、5日瀬戸内にいます。通常のツアーはお休みいたします。ご連絡は携帯までお願いします。
 話変わって、現在全国を騒がせている宮崎県の口蹄疫。その影響で、宮崎県からの参加者は大会側がお断りしたようです。かわいそうに。なんでも牛飼いの方々の間ではシーカヤック大会そのものを中止させようという動きもあったとか。こんなところまで影響がでてくるとはえらい事ですね。早く沈静化することを祈ります。


空港近く、我が節田集落の海。
 

この日は前日のご夫婦の旦那さんとマンツーマン。太平洋側のサンゴをと思いましたが波が高く、北側の奄美クレーターへ。風も波も全くない水面はまるで鏡のよう。およそ10mはあろうかという海底もくっきり見えちゃう透明度。珊瑚も魚も、そして泳ぐウミガメも、まるで水族館のガラス越しにはっきり見ているかのようなカヤックからの眺め。ウミガメをみたのは初めてというお客さんも、あまりの見えっぷりに驚きの連続でした。
いつか太平洋側を泳ぎ、度肝をぬかれる感動を味わっていただきたいものです。


なんて静かなんでしょう


画面中央にかすかに虹が


泳ぐウミガメを必死でカメラで追跡
つりゲームを一緒にしようと5歳の息子に誘われました。全部釣れると、僕がお料理する! となにやらフライパンのおもちゃで「じゅーじゅー」。すっかり調理中。はいどうぞと出されたのごこちら。さしみと煮物と唐揚げだそうです。一瞬考えちゃったが、おいしいお料理ありがとう。


仲の良いご夫婦と1dayツアーへ。南国の夏らしい入道雲が空を彩っていました。午前中は見事にギラギラ晴れ、奄美最高と空にむかって叫びたい海。シュノーケル、ランチと、夏の日差しの中で過ぎていきました。やがて暗い雲が突然せまり、きましたバケツをひっくり返したようなスコール。しかしそれでも暖かく、雨が打ち付ける不思議な水面の芸術を楽しみながら隠れ浜へ。もう開き直って浮かび、潜り、寝そべって砂を掘るびしょぬれの昼下がり。あんな激しい雨の中を久しぶりに漕いだ気がします。晴れあり、嵐ありで、実に変化に富んだ1日でした。梅雨明けまで、もう少し。奄美はもうちょっとだけ雨の洗礼を受けるみたいです。


奄美最高と叫びたい景色


遠くから怪しい雲が


轟音とともにどしゃ降りに
リポビタンDのCMか


隠れ浜のはじっこに座るのも気持ちいいものです


6月末。夏の足音がすぐ近くに聞こえる。そんな足音とともに、カヤックツアー、レッスンは忙しくなります。そしてきてます。このぎらつく日差し。暑い! ほんと暑い。もう肌はやけどです。でもなんかうれしい入道雲。そして真っ青な空。そんな奄美で、初めてカヤックににる人、カヤックマラソンの特訓に来た人たちが満喫しました。透き通る水。照りつける太陽はそれでけでハイな気分にしてくれます。


南国の風物詩、スコールの洗礼


さあ、来週はシーカヤックマラソン。いきますよ!
でもちょっと二日酔い。ふう…。


ぎらぎらときてます。夏の日差し。


くつろぎ方、10人10色。
私たち家族が住んでいるのは奄美大島の笠利町は節田(せった)。そこは畜産や農家が多い集落。夕方、作業を終えて縁側で座って一息ついていたらご近所のおばあちゃんが現れた。それもドラゴンクエストのモンスター並みに突然現れた。みると手押し車に一枚の布。そして布は丸くて巨大な輪郭を描いている。おばあちゃんは「でかすぎてねえ」とさわやかな笑顔。無農薬栽培のスイカで、表面を虫が食っているから売り物にならないとのこと。そこで我が家へもってきてくれました。数日前に、やはりスイカを頂き、食べきれずに残っている。そのため、妻のフラダンス仲間に丸ごと持っていく事になりました。しかしでかい! 節田の島名農園さんは、無農薬でスイカを作っています。召し上がりたい方は、奄美大島に、こに時期の節田に遊びにきましょう。


これはピーマンのようにはいかないぞ




朝っぱら5時からやけに近くで「クッカルルルルル!」を連発しているアカショウビン。もしやと思って庭をのぞくと、いました。2羽が私の頭上30cmほどの屋根のすぐ上にいます。そして目前のヤシの木にジャンプしては、鋭いくちばしで穴を掘っています。その間もう1羽は小声で「クック…、クックルルル」と、何かささやくように鳴いています。「おとうさん、そうよ、その調子。ああ、そのくちばしのひと突きがすてき!」とかいってメスが励ましているんでしょうか。オス(たぶん)はそれに応えるように「どうれもういっちょいくぜい!」とばかりにダイブを繰り返します。そうです。男性に汗水流していい仕事をしてほしい女性は、とことんおだててあげる事が大切です。ほめられるとがんばっちゃうのは、人間もアカショウビンもきっと同じですね。


懸命にヤシに穴を掘っています。


ジュディオング顔負けの美しいウィング




キャンプツアーが終わった翌日21日、沖縄が梅雨明けしました。もう奄美もカウントダウンです。
今日は島の女性がシーカヤックマラソンのトレーニングに来てくれました。というか、同じ駅伝チームメンバーで、雑誌「okugai」の取材でもいっしょに来てくれた人です。改めてカヤックの漕ぎ方を教え、いざ出艇。先に浮かんでもらい、さあ自分が浮かんだ、と思ったら彼女は遥か彼方。は、はやい!!。それから追いつくのに少し時間がかかるほどの速さでした。さすがフナ漕ぎ強豪レディースチーム「オーバーサーティーズ」の一員です。漕ぐ事はかなり長けています。そして突如、サヨリ(水面にいる魚)が水面を走るように現れ、その1匹が誤って私の座席に乗っかり大暴れ。海中に飛び込む最後のしっぽの一振りで思いきり私の顔をぶっ叩いていきました。その間おそらく0.5秒。体験としては、右から何かがカヤックにアタック。大きな激突音を聞いた瞬間に右から誰かにバチン!!とビンタをくらい、カヤックの左に飛び込んでいく魚をかろうじて確認という感じです。全長40cmはあろうかというサヨリ。その全力で暴れるパワーで叩かれるのはほんとに目の覚める気分でした。ほおを押さえて呆然としている私を、本日のゲストの彼女は天まで届きそうな大声で笑っていました。生まれて初めて暴れる魚のしっぽでほっぺたを殴られた、梅雨明け直前の美しい1日でした。


透き通る海を滑走する


梅雨の最後のねばりか、立ちこめる霧

昨日20日、無事にカケロマでの3泊4日キャンプを終えて戻りました。前線が近いために強い南風が吹き、とうとうカケロマ島1周はならず。瀬戸内でのキャンプとなりました。開始前日はバケツをひっくり返したような雨。開始日も移動中の山の峠は霧で前が見えず。大丈夫かと思われた出だし。そしてやっぱり初日の夜はどしゃ降りの洗礼を受けました。押さえてないとタープが吹っ飛びそうな風と雨の中、「ああ、またこの海岸に来られたんだなあ」と変な感傷にひたっていた私。お客さんの女性陣は雨がふるや、素早くテント入り込み、朝まで出てこられず。おりこうに9時消灯となりました。それでも時々雲がきれて晴れるとやはり奄美大島。美しい青空と海がきらりと輝いていました。まだ水温が冷たいですがシュノーケルもできました。そしてなかなか体験する事のない強い風や波にもまれることとなりました。おかげでとうとう見る事なく終わったカケロマ島の外側。次回に新たな目標を残す事となりました。





いよいよ加計呂麻島を1周するキャンプが始まる。が、しかし1周は困難な状況だ。前線がうろうろしているため、カケロマの西側(外洋側)に強い南風と3m近いうねりが入る模様。かつて徳之島から単独で横断したときは、「うねり4mから5m、南風たいへん強いでしょう」という予報だった。それはそれは凄まじい海でした。今回そこまでではなくとも、外洋のうねりの凄まじさを知っているだけに慎重になる。場合によっては瀬戸内側をゆっくり探索するキャンプになるかもしれない。昨年沖縄でおきたカヤックでの遭難事故を忘れてはならないのだ。いつになっても、何年ガイドやっていても、つくづく判断というのは難しいものですね。いろいろなが葛藤あるのです。

17日〜20日まで、メールの確認返信は不可能になります。
また、どうしてもキャンプ期間中に私に御用の方は、カケロマ
島まで追いかけてきて捕まえてください。

では行って参ります!


13日(日)はシーカヤックマラソントレーニングコースでした。曇りか、雨かとおもわれた天気ですが、気持ちよく晴れ渡りました。蝉もなき、じりじりと日差しがあたります。ためしに「ひっくり返るの、やってみます?」とお客さんに訪ねると、「そうですね」と果敢な回答。転覆、脱出、レスキューの流れを説明していたらいきなりひっくり返ろうとするお客さん。どぼん!! 今そこにいた方はいきなり白いフナ底をみせて水中に逆さまになっております。すばやくスカートを外して脱出。がばっとカヤックの横に海坊主みたいに浮上。そしてセルフレスキューを試み、無事に再上艇です。いやいや、思い切りがよかったこと。自分もデモンストレーションでひっくり返りましたが、なんとも気持ちのいい気温、水温でした。それにしてもきれいな海。こんなところなら何度でもってわけにはいかないけど、ひっくり返るのも気持ちがいいものです。


気持ちいい青色が広がる


果敢に転覆し、レスキューを試みるお客さん


カヤックレスキューの練習はぜひ奄美大島でどうぞ

梅雨の雨がものすごい勢いで降っています。夜なんか嵐かと思うほど。外で遊べないストレスか、息子は生でピーマンをむさぼり食っています。なんで? いいから種かたづけろ。





ウミガメが産卵の時期を迎えています。何気なく海岸を歩くと、ばったりこんな足跡が。そしてまた翌日その横にもういっこの穴がなんてこともあります。待ち伏せしてどんなやつがきているか見てみたいものです。


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