夫婦、子供2人、犬1匹が奄美大島へ移住。海と畑と人にもまれて走りまわる生活記録
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毎年天気が荒れる8月初旬、恒例のあやまる祭りが笠利町にて開催されました。各集落、また一般チームなども含めて大勢のチームが舟漕ぎ大会にて熱い戦いを繰り広げ、会場となった万屋漁港は観客と選手の熱気に包まれていました。そんな中で私も地元の節田集落チームで出場。練習を重ね、作戦も練り、本番に臨みました。全員一丸となって戦い抜いた結果、初の決勝進出、そして3位となりました。昨年の1位、2位のチームを破っての3位です。集落としては快挙でした。1位、2位はいずれも20代、30代で構成されたチーム。それに対して50代から20代と、年齢ごちゃごちゃなチームで近差ですから大健闘とも言えます。しかし個人的に、2位に近い差で及ばなかったことが悔しく、高校球児のようにたまらず涙がこぼれました。ああ、青春。奄美大島万歳!みんなも出よう、舟漕ぎ大会。そして後夜祭。太鼓や踊り、島唄などで盛り上げ、最後は花火大会。星空も出てすばらしい火の芸術を一同ため息をこぼして鑑賞。2010年のあやまる祭りはこうして静かに幕を閉じたのでした。
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どこでお客さんはガルフブルーカヤックスを発見するのかわからない今日この頃、突然4人のご家族がカヤックに来て下さいました。ファーストトライということで短めな体験コースです。満潮の節田海岸は絶好のゲレンデコンディションとなり、初心者の皆さんも安心して楽しむことができた様子でした。リーフ内をぐるぐる漕いでなれたら、少し遠出し、上陸。この上陸というのが実は面白みのひとつかなと感じます。船で港をでて、どこか違う場所へあがるというのはそれだけでちょっとわくわくしてくるものです。みなさんはどう思われますか?
シュノーケルは無し、お茶もおやつもないショートコースです。しかしシーカヤックの滑る感覚、あのきれいな海が目の前にあるという新鮮さ、そして自由に水の上を進む開放感は充分体験していただく事ができたようです。次回はぜひ、度肝を抜かれる珊瑚礁でのシュノーケルを体験してください。
シュノーケルは無し、お茶もおやつもないショートコースです。しかしシーカヤックの滑る感覚、あのきれいな海が目の前にあるという新鮮さ、そして自由に水の上を進む開放感は充分体験していただく事ができたようです。次回はぜひ、度肝を抜かれる珊瑚礁でのシュノーケルを体験してください。
「節田がいいです」と以前からゲストにリクエストを受けていました。そしてようやく太平洋沿岸が静まり、満を持しての節田でのシーカヤック。ほんとに久しぶりです。外洋なので少し沖に行くだけで見事な海の色。ウミガメもあちこちに泳いでいます。やはりなんといっても水中の珊瑚はすばらしい。そしてアフターカヤックはみんなでランチ。7月に新しくオープンした屋台の「Rainbow cafe」へ。空港線を名瀬方面に向かい、ばしゃ山村を過ぎて約3分くらいのところ。道路左手にぽつんと小さ白い家があります。屋台はその家の前。鮮やかな奄美の海とヤシの木などが描かれた軽自動車がそれです。主力商品は店主が時間をたっぷりかけてつくるスパイス入りのレインボーカレー、600円。そのほかにタコライス 550円、ラスタ丼 500円。(メキシカンチキンののったどんぶり)などなど。さっそくカレーを頂きましたが旨いです! 今日もいこうかと思うくらいです。ぜひみなさんもご賞味下さい。
「家族のために過ごしなさい」と神様のお告げを受けたかの様に、こんなにハイシーズンの日曜日にお客さんがいないことも。それではと、シーカヤックをもって南部の住用村にあるマングローブ林へ。ここは奄美大島のマングローブカヌーツアーで有名で、一年中観光客で賑わっている。が、しかし、シーカヤックでいくシークレットコースは彼らが来ないような場所まで悠々と行けるのです。まさに貸し切り独壇場の家族でのマングローブ探検。済んだ青空にアカショウビンが羽ばたき、音もなく川を下って行くカヤックの世界を満喫。南洋クロダイの群れがカヤックが近づいても逃げもせず、マングローブの根っこには無数のかにが歩いています。根っこの形や、海から生えているマングローブの森の不思議さに、ただただびっくりする子供たち。「ぼくらは探検隊!!」なんて気分は絶好調。中州に上陸し、5歳、7歳の子供たちはそれぞれシングルカヤックに挑戦。お姉ちゃんはなかなかうまい。でも弟は見事に転覆。おおいに盛り上げてくれました。ライフジャケットで川を流れ、どん深の場所に飛び込み、子供はどこでも水遊びの王様です。こんな夏休みは、自分が子供でも最高に楽しかったでしょう、なんて感慨にふけってしまいました。
カサリンチュ、
メジャーデビューおめでとう!
7月28日、島の若者アーティスト、「カサリンチュ」がメジャーデビューを果たした。その記念ライブがあったので名瀬市のホテルへと応援に行ってきた。2人組のユニットで、一人はアコースティックギターと絶妙な歌声、もう一人はヒューマンビートボックスの達人。パーカッションもドラムもないのにそれらの音をすべて口で、マイクで鳴らすというもの。知らないで始めて見る人は、ドラムやベースはどこかのスピーカーから流れていて、音を出している本人を「歌わないで体を揺らしているだけ」の人と勘違いする事もあるほど。奄美大島出身のメジャーアーティストといえば、中孝介、元ちとせ、我那覇美奈など。それに続くデビューとなった。もう5年くらい前になるか。まだ私たちが静岡県の伊豆で暮らしていた頃。妻と移住先を検討していたときに「奄美っていういい島があるよ」と誘った。そして1歳の娘をつれてドライブしたのだ。ついでにひさしく出ていなかった奄美シーカヤックマラソンに出場。その後夜祭で、はじめてカサリンチュを見た。すでにメジャーとして大きく羽ばたこうとしていた中孝介がメインで、その前座だった。当時の彼らは「メジャーなんてそんな…」という感じで島の中での活動がメインだった。
ヒューマンビートボックスの朝君と同じ居酒屋でバイトしていたとき、よくそんな事を言っていた。それがあれよあれよと人気が高まり、もちろん彼らの地道な努力あってだが、ついに大きくはばたくことになった。
2人とも、多くの島人がそうである様に、高校をでると内地にあこがれて出て行った。しかし都会の現実に失望し、夢に迷い、苦しんだのだ。ひょんな偶然か、島で友人の結婚式があり、そこで高校時代にバンドを組んでいた2人は久しぶりに再会して演奏する。そして昔から世話になっていたライブハウスのオーナーから、「島でも音楽できるんだぞ」とう一言が投げられた。それは強烈な矢のように彼らを貫く衝撃を与えた。その言葉が、島に帰ろうと彼らに決意させた決定打となり、今日のカサリンチュを生み出したのだ。当時を振り返って目に涙を浮かべる彼らの姿が、その言葉の重たさ、喜びを物語っていた。ライブハウスのオーナーがテレビで語っていたことばは私も感動した。ともすると、都会で成功しないと成功とは認められないという定説。それは、島の中には夢は無いという考えだ。それが悔しかったという。島でもできる、島からも生み出せる、夢をつかめるということを形にしたかったという。カサリンチュは、一度は島を出て、そして島へ帰ってきてメジャーデビュ−を果たし、島から音楽を発信するのだ。島に根ざした彼らの音楽が、万感の思いをのせて全国へ流れて行く。島に夢見てよそからやってきた私も、大いに刺激されてやまない。彼らとともにどこまでも夢を信じて走って行こう。
メジャーデビューおめでとう!
7月28日、島の若者アーティスト、「カサリンチュ」がメジャーデビューを果たした。その記念ライブがあったので名瀬市のホテルへと応援に行ってきた。2人組のユニットで、一人はアコースティックギターと絶妙な歌声、もう一人はヒューマンビートボックスの達人。パーカッションもドラムもないのにそれらの音をすべて口で、マイクで鳴らすというもの。知らないで始めて見る人は、ドラムやベースはどこかのスピーカーから流れていて、音を出している本人を「歌わないで体を揺らしているだけ」の人と勘違いする事もあるほど。奄美大島出身のメジャーアーティストといえば、中孝介、元ちとせ、我那覇美奈など。それに続くデビューとなった。もう5年くらい前になるか。まだ私たちが静岡県の伊豆で暮らしていた頃。妻と移住先を検討していたときに「奄美っていういい島があるよ」と誘った。そして1歳の娘をつれてドライブしたのだ。ついでにひさしく出ていなかった奄美シーカヤックマラソンに出場。その後夜祭で、はじめてカサリンチュを見た。すでにメジャーとして大きく羽ばたこうとしていた中孝介がメインで、その前座だった。当時の彼らは「メジャーなんてそんな…」という感じで島の中での活動がメインだった。
ヒューマンビートボックスの朝君と同じ居酒屋でバイトしていたとき、よくそんな事を言っていた。それがあれよあれよと人気が高まり、もちろん彼らの地道な努力あってだが、ついに大きくはばたくことになった。
2人とも、多くの島人がそうである様に、高校をでると内地にあこがれて出て行った。しかし都会の現実に失望し、夢に迷い、苦しんだのだ。ひょんな偶然か、島で友人の結婚式があり、そこで高校時代にバンドを組んでいた2人は久しぶりに再会して演奏する。そして昔から世話になっていたライブハウスのオーナーから、「島でも音楽できるんだぞ」とう一言が投げられた。それは強烈な矢のように彼らを貫く衝撃を与えた。その言葉が、島に帰ろうと彼らに決意させた決定打となり、今日のカサリンチュを生み出したのだ。当時を振り返って目に涙を浮かべる彼らの姿が、その言葉の重たさ、喜びを物語っていた。ライブハウスのオーナーがテレビで語っていたことばは私も感動した。ともすると、都会で成功しないと成功とは認められないという定説。それは、島の中には夢は無いという考えだ。それが悔しかったという。島でもできる、島からも生み出せる、夢をつかめるということを形にしたかったという。カサリンチュは、一度は島を出て、そして島へ帰ってきてメジャーデビュ−を果たし、島から音楽を発信するのだ。島に根ざした彼らの音楽が、万感の思いをのせて全国へ流れて行く。島に夢見てよそからやってきた私も、大いに刺激されてやまない。彼らとともにどこまでも夢を信じて走って行こう。
2年生の長女が21日から夏休み。お絵描き、作文、観察などいろいろな宿題があります。海に潜って魚をみたり。パパと絵をかいたりしています。でも好奇心おう盛だから何でも興味津々。アカショウビンが庭の近くでないていると、双眼鏡をもってじっとみています。ていうか肉眼でもみえるでしょ、その距離。そして宿題に疲れたらおいしいかき氷でほっと一息。
何を思ったのか、突然息子が「保育所いきたくない」と渋りだした13日。いろいろ説得したが頑としてききません。まあ、この日は家での作業なので、いてもいいかと思い、休ませる事に。友達や、先生と何かあったのでしょうか。質問しても答えません。ほぼ一日中ハンモックでゆらゆら。退屈そうなので近くのきれいな海岸で一緒に泳いできました。そして夜、「明日は保育所いく」と自ら言います。これは単に子供が保育所を休んだという出来事にすぎないかもしれせんが、本人にしてみたら何かとても大切な意味が有ったかもしれません。彼なりに何か心の整理ができたのでしょう。学校や会社をこれといった病気でもないのに休むと、世間ではともするとずる休みとか、怠慢とか言われがちで追いつめられますね。そしてますますがんばってしまって、しまいには鬱病、自殺となるわけです。だから大人にも時々こんな時間が必要なんじゃないかと思いました。年間3万人も自殺をしているというご時世です。みんなすこしくらい会社休んでぼーーっとしてみる時間が、実は大切なんじゃないかなあと、息子のお休み宣言を受けて考えさせられました。
ほんとになかなか明けない梅雨です。2〜3日前はそこら中で土砂崩れがおきる豪雨でした。しかしカヤックツアーがある12日はどうにか晴れてくれました。感謝。
近頃は初めてガルフブルーカヤックスに来て下さる方々が増えています。みなさんネットで見つけていらっしゃるようですが、「すばらしいホームページ」とお褒めの言葉を頂きました。自分ではまだまだと思いますし、プロから見たらなんやねんこれというお粗末なホームページです。でもこんな風に思っていただける事もあるとは驚きでした。そんなお客さんのすかっと晴れたような気持ちを映してか、久しぶりに晴天の隠れ浜。それはもうブルーとホワイトの不思議なコントラストに魅せられ、ただただため息ばかりついている一同でした。そしてまたまた不思議な虹色雲。なにかよい事の前触れでしょうか。
近頃は初めてガルフブルーカヤックスに来て下さる方々が増えています。みなさんネットで見つけていらっしゃるようですが、「すばらしいホームページ」とお褒めの言葉を頂きました。自分ではまだまだと思いますし、プロから見たらなんやねんこれというお粗末なホームページです。でもこんな風に思っていただける事もあるとは驚きでした。そんなお客さんのすかっと晴れたような気持ちを映してか、久しぶりに晴天の隠れ浜。それはもうブルーとホワイトの不思議なコントラストに魅せられ、ただただため息ばかりついている一同でした。そしてまたまた不思議な虹色雲。なにかよい事の前触れでしょうか。