夫婦、子供2人、犬1匹が奄美大島へ移住。海と畑と人にもまれて走りまわる生活記録
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就職しないで卒業する学生が急増とか、人員削減で首切りとか、世の中は寒いニュースが走っています。一方で暑さで亡くなる方が東京都だけで160人近くになったとか。そんなラジオの放送のから87年前の関東大震災の話が飛び込んできました。約300人の朝鮮人を救った日本の警察署長の話です。当時、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」とよからぬ噂が立ち、多くが殺害されるなどの迫害を受けていたそうです。そこで逃げてきたその約300人の方々を、署長は不確かなうわさだけで迫害するなどおかしいとしてかくまったのです。実際その方々は、近所に働きに来ていただけだったのでした。警察署には1000人の群衆がつめより、なぜ朝鮮人をかくまうのかと抗議されます。しかし署長は命がけで群衆と対峙し、「朝鮮人を殺すなら私を殺せ」とかくまい続けました。当時の風潮の中で朝鮮の方々をかくまうというのは、それだけで逆賊のような扱いを受け、下手をすると命まで落としかねない事だったようです。それでもその署長は彼らを一人も群衆に引き渡さず、守り抜きました。いま、その署長の行為を讃えて語り継ごうという活動が始まっている、とそのニュースは告げていました。そんな勇気ある署長の行為に、私は強く感動を覚えました。日本版シンドラーのリストといったところでしょうか。
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昨年パパと娘さんでカヤックに来てくれたお客さんが、今度は奥さんと下のお子さんもつれて出発。ご家族全員でのカヤックツアーとなりました。5才の女の子は去年は水に顔をつけることも怖がっていたのに、今年は大人も深いと思うほどの場所まで泳いで行ってシュノーケリングを楽しんでいました。子供の1年間の成長とはすごいですね。おまけに「独り乗りを漕がせて!」とせがまれてのせてあげました。まるでF1レーシングカーから顔だけ出ている大人のような感じでカヤックの座席にすっぽり。それでも進んだり曲がったり。それにつられて2才の弟君までがんばって漕いでいました。さすがに2才の弟君はまだお姉ちゃんの様には泳げません。そこで浮き輪にのって箱眼鏡で水中観察。ずいぶん熱心にのぞいているなあと思おうと…。なんとそのまま眠ってしまいました。きもちよくてうとうとしちゃったんだね。
「今日も十分に熱中症対策を〜」などと朝のラジオで放送していても、デイツアーがあればお家でおねんねもしていられません。体も強くなるもので、開業2年目に脱水で倒れて以来どんなに暑くても平気になりました。島モードになっています。
ぎらつく日差しを体いっぱいに受け、ターコイズブルーの竜郷湾を渡って行きました。日差しが強い分、青さがまぶしいくらいに反射して輝いています。これだけ暑いとくるんです。そう、急激に発達する雨雲からのスコール。いわゆるゲリラ豪雨です。調理中、食事中にもがんがん降ってました。それでも泳ぐお客さんたち。もう背中は雨の北斗百烈券! でもぜんぜん平気みたいです。どうせ濡れてるんですからね。この雨の特徴はすぐやむ事で、5分くらいでぱっと晴れました。そして帰り道。これまた急激に空が暗くなり、水色の水面が濃紺に、そしてグレーに。その瞬間、どばああああっ!! ときました、どしゃ降り。でも、でも、なんて涼しいんだ! ひとり歓喜して写真をとっていた私でした。こんなに涼しいのでもちろん熱中症とはほど遠いツアーの1日でした。ああ、夏にびしょぬれってすばらしい。
ぎらつく日差しを体いっぱいに受け、ターコイズブルーの竜郷湾を渡って行きました。日差しが強い分、青さがまぶしいくらいに反射して輝いています。これだけ暑いとくるんです。そう、急激に発達する雨雲からのスコール。いわゆるゲリラ豪雨です。調理中、食事中にもがんがん降ってました。それでも泳ぐお客さんたち。もう背中は雨の北斗百烈券! でもぜんぜん平気みたいです。どうせ濡れてるんですからね。この雨の特徴はすぐやむ事で、5分くらいでぱっと晴れました。そして帰り道。これまた急激に空が暗くなり、水色の水面が濃紺に、そしてグレーに。その瞬間、どばああああっ!! ときました、どしゃ降り。でも、でも、なんて涼しいんだ! ひとり歓喜して写真をとっていた私でした。こんなに涼しいのでもちろん熱中症とはほど遠いツアーの1日でした。ああ、夏にびしょぬれってすばらしい。
油断ができないうねりと三角波のまっただ中、ふいに大きな魚が目の前を飛んだ。イルカか、なにか? 必死に漕いでいたのでそれが何か、頭の中ではっきりするのに少しの時間が必要だった。
カジキ だった。 そして30頭近いカツオの群れに囲まれ、辺りは騒然としていた。それでも前進し、ふと見上げると、息をのむような絶壁がそびえている。奄美大島大平洋沿岸の大迫力な景観だ。南国の海というイメージからはかけ離れた、絶海の孤島の迫力。崩れる波の轟音が体に響く。どこまでも濃紺な大海原は生き物の様に動いていた。カヤックはうねりで上下に大きく揺れ、後方からの追波、追風に押され、キャンプチームは北へと進んで行った。
なんてどこかの小説みたいにかっこよく書いてみましたが、昨日ようやく原始時間から帰って来ました。今回のキャンプはほんとにこんな始まりでした。2泊3日、ただただ景観の迫力に息をのみ、豊かな滝の恵みに歓喜しておりました。こんなに真水を何度も浴びるキャンプはとにかく爽やかです。
カジキ だった。 そして30頭近いカツオの群れに囲まれ、辺りは騒然としていた。それでも前進し、ふと見上げると、息をのむような絶壁がそびえている。奄美大島大平洋沿岸の大迫力な景観だ。南国の海というイメージからはかけ離れた、絶海の孤島の迫力。崩れる波の轟音が体に響く。どこまでも濃紺な大海原は生き物の様に動いていた。カヤックはうねりで上下に大きく揺れ、後方からの追波、追風に押され、キャンプチームは北へと進んで行った。
なんてどこかの小説みたいにかっこよく書いてみましたが、昨日ようやく原始時間から帰って来ました。今回のキャンプはほんとにこんな始まりでした。2泊3日、ただただ景観の迫力に息をのみ、豊かな滝の恵みに歓喜しておりました。こんなに真水を何度も浴びるキャンプはとにかく爽やかです。
台風4号の突然の発生に島の人たちも面食らっておりました。しかし素早く去ってくれましたのでキャンプツアーに行ってきます。11日〜13日夜までメール確認、お電話でのお返事ができなくなりますのでご了承下さい。