夫婦、子供2人、犬1匹が奄美大島へ移住。海と畑と人にもまれて走りまわる生活記録
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
就職しないで卒業する学生が急増とか、人員削減で首切りとか、世の中は寒いニュースが走っています。一方で暑さで亡くなる方が東京都だけで160人近くになったとか。そんなラジオの放送のから87年前の関東大震災の話が飛び込んできました。約300人の朝鮮人を救った日本の警察署長の話です。当時、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」とよからぬ噂が立ち、多くが殺害されるなどの迫害を受けていたそうです。そこで逃げてきたその約300人の方々を、署長は不確かなうわさだけで迫害するなどおかしいとしてかくまったのです。実際その方々は、近所に働きに来ていただけだったのでした。警察署には1000人の群衆がつめより、なぜ朝鮮人をかくまうのかと抗議されます。しかし署長は命がけで群衆と対峙し、「朝鮮人を殺すなら私を殺せ」とかくまい続けました。当時の風潮の中で朝鮮の方々をかくまうというのは、それだけで逆賊のような扱いを受け、下手をすると命まで落としかねない事だったようです。それでもその署長は彼らを一人も群衆に引き渡さず、守り抜きました。いま、その署長の行為を讃えて語り継ごうという活動が始まっている、とそのニュースは告げていました。そんな勇気ある署長の行為に、私は強く感動を覚えました。日本版シンドラーのリストといったところでしょうか。
ニュースはこちら
ニュースはこちら
PR