夫婦、子供2人、犬1匹が奄美大島へ移住。海と畑と人にもまれて走りまわる生活記録
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冬の間3ヶ月も畑をほったらかしにしていたら、ほら、ご覧の通り。これで夏の間忙しいときはもっと凄いです。この畑一面、背丈を超える草の海です。で、時間が出来た時に作物を植えたり、世話にいくと、もうどこがうねで、通り道で、作物はどこかがまったくわかりません。前は気合いをいれて植木ばさみと鎌で頑張ってました。でももう無理です。降参。だってまず草をどけるだけで丸一日以上。そして何か植えても、次来るときはまたジャングル。もう、あきらめました。ついにエンジン式草刈り機を買っちゃいました。いまも近所で誰かが草刈りしている音がきこえます。そう、この亜熱帯で農業やるには最低でも草刈り機は必要な様です。もうひとつ購入を決めたきっかけは、ハブです。そう、冬のサトウキビ畑で30匹以上遭遇しました。ほんとにあんなでかいのがいるんだと、やっと実感したのです。こんな草ぼうぼうの自分の畑にいない訳が無い。おまけに暖かくなってきました。こりゃあ、鎌一本じゃ自殺行為です。というわけで、畑さん、草刈り機ぐらいはゆるしてね。
マキタの4ストロークエンジン。低燃費、低公害、低騒音とのこと。購入は楽天ショップの「こぐどぐ」さん。おすすめです。
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足を水につけて遊ぶのも気持ちよい陽気。東京からやってきた妻の同級生家族をカヤックでご案内してきました。といっても風が強く、白いビーチの前を交代で行ったりきたり。でもそれがビギナーには無理がなくて大変楽しかった様です。とくに8才のお姉ちゃんは大はしゃぎ。うちの7才の娘とカヤックの上で立つは揺れるはであやうくひっくり返るところでした。でもビーチ前の浅い所で、なおかつ宿泊施設の真ん前でひっくりかえっても直ぐに着替えたりシャワーがあびられます。そんな気軽なカヤックも新鮮で楽しいものでした。
話しは変わりますが、実はこの日、同じビーチでばしゃ山村さんが結婚式を行っていました。写真のカヤックが沖を漕いでいると、夢紅さんのガジュマルの下で花嫁、花婿が記念写真をとっていたのです。僕たちは海から眺めていました。すると、夢紅のご主人が撮ったお二人の写真のバックにちゃっかり入ってしまいました。4/3の夢紅さんのブログをご覧下さい。花嫁、花婿の後方沖を航海するカヤック。それは私です。
話しは変わりますが、実はこの日、同じビーチでばしゃ山村さんが結婚式を行っていました。写真のカヤックが沖を漕いでいると、夢紅さんのガジュマルの下で花嫁、花婿が記念写真をとっていたのです。僕たちは海から眺めていました。すると、夢紅のご主人が撮ったお二人の写真のバックにちゃっかり入ってしまいました。4/3の夢紅さんのブログをご覧下さい。花嫁、花婿の後方沖を航海するカヤック。それは私です。
3月31日に担当のサトウキビを全て刈り終え、チームにようやく休息が訪れました。嵐の日も、照りつける日もひたすらに歩き、切り倒し、拾い、そして歩いた畑の距離はおよそ600km。ハーベスターという重戦車とともに駆け抜けて来たサトウキビジャングル。武器はおの一本。猛毒蛇のハブにあわや噛まれるかという場面もありましたが、全員無事にゴールへ辿り着きました。いまはただ疲れきったこの体をゆっくりと休ませようと思います。ふと落ち着いてみると、様々な事が思い出されます。頭上に広がっていた青空、太陽の光で眩しく輝く山の木々。美しい夕焼けや真っ暗な夜の星空。なんて自然のど真ん中を駆け抜けて来た事でしょう。あれほど苦しかった労働も、なんだか懐かしくなってきます。また来年、あの畑に吹くさわやかな風の中を歩いて行きたい、そんな想いがこみ上げてきます。
奄美大島ではそばを食べる習慣がきわめて薄いです。
あってもラーメンやがいいところ。そんな土地で育っているうちの子供たち。先日の帰省で久々に日本そばを満喫しました。父は何気なくつぶやきました。
父「ああ、おいしかった〜。」
すると、
息子「うん!! おじさーん! ここのラーメン美味しいよ!!」
父は周辺のお客さんがざわつくのも気にせず、腹を抱えて笑いをこらえていました。そうか、こいつらは麺ものはみんなラーメンだと思っていたんだと、教えられた東京帰りでした。
あってもラーメンやがいいところ。そんな土地で育っているうちの子供たち。先日の帰省で久々に日本そばを満喫しました。父は何気なくつぶやきました。
父「ああ、おいしかった〜。」
すると、
息子「うん!! おじさーん! ここのラーメン美味しいよ!!」
父は周辺のお客さんがざわつくのも気にせず、腹を抱えて笑いをこらえていました。そうか、こいつらは麺ものはみんなラーメンだと思っていたんだと、教えられた東京帰りでした。